ナビゲーションハイクキャンプ2018-鳩は舞い降りた 第1報-

本イベントへの参加は間違いなく過去のどのイベントより大規模であり最も入念に準備されたものになるだろう。
しかし、だから必ずしもそれらに見合う成果が上がるとは限らない。

(毎朝ティーン文庫刊『聖グロの取材だと思ったらガチのイギリス軍の取材だった件』より)

ナビゲーションハイク(以降、ナビハイ)の参加に当たり先ず準備をしたのは衣食住。
野営付きのイベントはハートロックやアホカリで経験しているが、開催地の特殊性を考慮し入念に準備をする必要があった。

例えば本栖で行われるアホカリの場合、音楽野外フェスとまではいかないがトイレや水、物販や飲食店まで最低限の文明が持ち込まれている。
何も準備をしていなくても十分な現金があればなんとかなってしまうのである。
それに近くは無いが車を飛ばせばコンビニに行くことも可能である。

「車を飛ばせばコンビニに行ける?そんなの当たり前だろw 」と思ったあなたは甘い。
実に甘い、はちみつにメイプルシロップをかけるぐらい甘い。

ナビハイの開催地となるキョニスタンこと千葉の某私有地は外界と隔絶されているのである。
公道から未舗装路を15分ほど走る必要がある上に参加者の入場後は保安上の理由からゲートがロックされるため、基本的に一度は入ったら終わるまで出られないのである。

(「保安上の理由」について補足しておくと、開催場所はアウトドアイベントやサバイバルゲーム用に貸し出している場所ではなく、主催者の方が地権者にお願いし交渉し使わせて頂けることになった場所なので、トラブルを起こし信頼関係が崩れたら二度と使えなくなるため、ルールは絶対に厳守する必要がある。)

夜にふと「アイス、食いてぇな。」と思っても買いに行けないのである。
いや、買いに行けないこともないが暗い山道を歩くことになるので、公道まで無事に出られれば御の字、例えコンビニまで辿り着いても再び無事に戻って来られる可能性は極めて低い。

有料フィールドはもちろん、本栖や岩舟のノリで考えていると大変なことになるかもしれない…と私は少しビビり装備品の用意を進めた。

<用意したもの>
テント

毎朝新聞キョ二スタン野戦臨時支局

コットを使いインナーテントが無いテントが欲しいなぁ、でもそういうの高いんだよなぁと1〜2年探していたところ、ドイツ祭りの人がそういうテントをAmazonで1万円ぐらいで買ったと聞き即購入。

コット
テントを買ったのでコットも買った。

テーブルセット
地べたで煮炊きをすると英兵に「まぁ見て、あの人たちはどうして地べたで食事をしているのかしら?」と我が国を代表するクオリティペーパーとしての品位を疑われる恐れがあるため購入。

ノートパソコン
これは買う予定はなかったのだが、8月末にメインで使っていたデスクトップPCが壊れてしまい急遽購入

モバイルWi-Fi(レンタル)
せっかくノートパソコンを買ったのなら現地で使おうと通信の確保のために用意。
事前準備の際にも持ち込み通信状態を確認した。

ボディーアーマー

ボディーアーマーを着用し最前線で取材をする筆者

ある日の朝、通勤の電車内でツイッターを見ていたら御徒町のミリタリー用品店が「ネイビーのボディーアーマーを入荷」と投稿しているのを見て帰りに立ち寄り購入…ではなく頂戴した。
「会計時にサイコロを振ってその日の当たり目が出たらお支払い不要」というキャンペーン中で、見事に当たり目が出てしまった。
「1着… いや、誰かに貸してあげられるように2着買っておこう!」と他者への思いやりの気持ちを持って2着購入しようとしたのがよかったのではないかと思う。
神様は見ておられますよ。

御徒町のミリタリーショップ↓
マイトリー
https://akiba-maitri.jimdo.com/

中田商店や秋葉原を訪れる際にはどうぞお立ち寄りください。
この記事を読んだ人は年齢x1万円分の買い物を心かげましょう。
神様は見ておられますよ。

車両の手配を頼んだ現地の中古車ディーラー。日本車の評価はキョニスタンでも高い。

会場の広さと高低差を知り徒歩での移動はめんどくさい(困難)と思い車両投入を決定。
欲を言えばランドクルーザーとか型落ちのカローラとかがよかったのだが、様々な都合により自家用車を使用。
それに当たり現地風のナンバーや現地ラジオ風の音源や識別標のようなものを用意した。

水タンク
現地には水道がない。
飲む水はもちろんだが、手を洗ったり食器をすすいだりする水もない。
ミネラルウォーターを買っていけばいいのだが、手を洗いすぎて飲む水がなくなってはいけないし、飲む水がなくならないように手を洗わな過ぎて衛生状態が悪化してもいけないので、20リットルのタンクを購入した。
会場近くで給水できる適当な場所がなかったので、かつて船乗りたちから「赤道を越えても腐らない」と高い評価を受けた横浜の水(採水地:自宅)を海(東京湾)の向こうに運ぶことに。
赤道を越えても大丈夫なのだから、アクアラインの1つや2つ越えても余裕なはず。

食料

1日目昼食:鳥の餌と焼き豚のサンドイッチの携行食風

1日目夕食:スープカレーと白米と缶詰各種の宇宙食風

2日目朝食:TVディナー風わくわくハンバーグプレート

湯煎やそのまま食べられるもので構成した。
決して私がめんどくさかったのではなく開催要項に「作戦行動を優先」とあったからであり私がめんどくさかったからではない。

機材
これは重要な項目だった。
これがないと屋外でレトルト食品を温めて食べてるだけの何がしたいのか分からない人になってしまう。

毎朝新聞
毎朝新聞
もういい大人なので共◯通信とかN◯Kとか実在法人を名乗るのはやめようと日本で一番有名な毎朝新聞を名乗ることにして数ヶ月。
せっかくの大型企画なのでツイッター映えしそうなシンボルが欲しいなと社旗と社章を制定した。
毎朝新聞から英軍に徴兵された那須野氏のデザインを勝手に加筆修正して作った。

・・・といった準備を整え「万全だ!万全なはずだ!忘れ物は忘れているからこその忘れ物だ!」と当日にを迎えたのである。

つづく