ハートロック2011 「最後はお金で解決」

2011年10月23日、早朝。
会場入り口近くのチェーン脱着所の停めたカローラの運転席で目を覚ます。

前回は単身のトチギスタン出張であったが、今回は高校の後輩の海上氏を道連れにした。

夜のうちに会場入りすることも考えたが、ゲートが開いているかわからなかったし暗くて入り口がどこか分からなかった上に会場では宴会が催されていることが予想され、お酒を飲んでフラフラとトイレに向かう方を轢いてしまったら申し訳ないので夜明けを待っての会場入りとした。

カローラでゲートに向かう。

「おはようございます!」

挨拶は基本である。

「おはようございます、参加証ありますかー?」
「はい、ここに!」

ハードオフで650円で売っていたタイプライターを導入し氏名や生年月日などの必要事項はタイプ打ちにし昨年より少しバージョンアップしたプレスカードを提示した。

「おぉー、よく出来てますねw で、参加証をお願いします」
「あっすみませんw 申し込み時に受け取ったやつですねw」

プレスカードはあくまでもこっちで勝手に作った小道具である。

さて、参加証はどこだろう。

・・・全く荷物に入れた記憶がない。

小腹がすいたら食べようと思ってかったブラックサンダーはリュックの外側のポケットに入れたし、現地勢力とトラブルになったときに使う予定の東急ハンズで買ったゲーム用ドル紙幣はカメラバックの中に入れたが参加証をどこかに入れた記憶がまったくない。

もしかして、お家に忘れてしまったのだろうか。

カバンの中もダッシュボードの中もポケットから財布まで探したけど見つからない!

そして思い出される前回の失態。
前回は目を保護する「ゴーグル」を忘れ出店の各店舗を走り回ったのであった。
あの時は1000円で解決でしたが、今回は・・・?

「・・・ごめんなさい、参加証を家においてきてしまったようです」
「あ・・・そうですか、じゃぁ、ちょっと本部で聞いてきてもらっていいですか?」

トボトボと本部に歩いてく。

「すみません、参加証を忘れてしまいました・・・」
宿題を忘れた小学生レベルである。

「あーそう・・・まぁ、お気の毒だけど再発行手数料1枚1,000円ね」

救われた!
またしてもお金で解決である。
海上氏の分も自分が管理していたため2人分2,000円を支払って参加が許された。

ホントに忘れ物が尽きないイベントである。
(悪いのは私です。)

そうしてようやく私は会場となる本栖ハイランドの土を踏んだ。
思えば中学生のときに「アホカリブス」のレポートをネットで読んだのが、こういうことをするきっかけであった。その原点とも言える憧れの本栖ハイランドについにやってきたのである。
実に感慨深い。